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2017年5月7日説教

説教タイトル:神の子の声を聞く者は生きる
聖書箇所:ヨハネによる福音書5:19-30

論壇 カルヴァン神学入門
 東京教会会員矢内義顕兄訳による『カルヴァン神学入門』(G・プラスガー著 217頁 教文館)が4月30日に出版されました。
 「訳者あとがき」によると、著者G・プラスガーは、1960年ドイツに生まれ、現在ジーゲン大学プロテスタント神学の教授。アンセルムス研究に始まって、カルヴァン以外にも、改革派諸信条、カール・バルト、今日的神学課題について多くの研究を発表しています。
 カルヴァンについての研究書は、日本語で読めるものがいくつかありますが、カルヴァンの神学全体をきちんと扱ったものは、『カルヴァンの神学』(W・ニーゼル著 渡辺信夫訳 新教出版社 1960年)しかありません。また、今日までのカルヴァン研究を踏まえたうえで、『キリスト教綱要』にほぼ従った順序で、『綱要』以外の神学論文、信仰問答、聖書注解、講演、説教なども活用しているので、カルヴァン神学についての基本的文献になることでしょう。
 しかも、議論を戦わせるようにして書くのではなく、学問的成果を取り入れつつ、信徒にも読めるよう平易に書くことに努めているので、信徒から初学者まで読んで得るところが多いといえます。各会例会のテキストとして使うこともできます。
 14の神学項目を立てて全体をまとめています。また、各項目を取り扱う中で、仲保者であるキリストとの関連とその意義を明らかにしようとしています。
 Ⅰコリ15:47から、キリストを「第二のアダム」と呼ぶアダム=キリスト論が出てきます。これについて、「アダムが最初からキリストを視野に入れて理解されうるということは、創造それ自体が全体としてキリスト論的な観点からのみ見られるべきだということだ。・・・創造はキリストに向けてなされたのだ」(86頁)と書いて、カルヴァン神学における創造とキリストの関連を示しています。宗教改革500年記念に花を添える一冊です。
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