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2017年5月14日説教について

本日、諸事情により録音ができませんでした。申し訳ございません。
論壇のみ掲載させていただきます。

論壇 みことばと福音の回復
 11日の木曜日から研修所神学講座がはじまり、わたしが「宗教改革と聖書」という題で最初の講演をしました。
 宗教改革は神のことばと福音の回復であるといえます。神のことばの回復とは、①旧新約ともラテン語訳聖書がカトリックにとっての権威ある聖書でしたが、ヘブル語旧約原典・ギリシア語新約原典が権威ある聖書になったこと、②この原典にもとづいて各国語に聖書が翻訳されたこと、③それゆえ個人で聖書を読み、解釈する権利が主張されたこと、④礼拝が各国語で行われ、説教をわかることばで聞くことができるようになったこと。
 福音の回復とは、信仰義認の教理を中心にして聖書の教えが整理され、信条や教理問答において表明されたことによって、信徒も福音の内容を理解できるようになったことです。また、すべての者に信仰によるキリストとの結合が起ることが明確になったことで、信徒の位置づけも変りました。
 こうして、信徒個々人が福音を理解し、教会に支配されずに、隣人と自分自身のために判断する道が開かれました。
 この自立した信徒があらわれたことにより、教会のあり方が大きく変化しました。その一つは、一般の信徒が長老・執事となり、教師とともに教会役員として働きはじめたことです。これは、カトリックの司教と司祭に信徒が就くようなもので、劇的変化です。
カトリック教会においては、神学を修めた聖職者のみによってラエラルヒー(位階制組織)と呼ぶ聖職者集団が形成されました。この聖職者集団に真理と教導権が委ねられており、信徒には聞き従うことが求められました。これは、教える教会と聴従する教会という厳然とした区別のある、いわば二階建の教会です。
 聖書と福音が回復されたことは、教会と社会全体にさまざまな影響を与えました。
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