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2016年4月24日説教

説教タイトル:天にあげられるイエス
聖書箇所:ルカによる福音書24:26-53

論壇 創立宣言交読
 日本キリスト改革派教会は、1946年4月29日に設立されました。新教派設立の歴史的理由は、もともと改革派教会設立を指導した4名の教師が旧日本基督教会に所属していたのですが、戦時国策により、諸教派が一つの教会すなわち日本基督教団として合同するにいたりました(1941年)。この国策による教会合同はキリスト教信仰の道に外れるものであるという認識のもと、敗戦により自由が与えられたことを神の恵みとしてとらえ、改革派教会を設立するにいたったのでした。
 創立宣言(日本基督改革派教会宣言)には、目指すべき教会の姿が2点にまとめて表明されています。
 第1点は、有神的人生観・世界観を確立し、キリスト者として社会的使命を果たすことが新日本建設に真に寄与することになるとの主張です。この主張は、教会のあり方のみならず、キリスト者の生き方そのものを取り上げたものです。
 第2点は、地上の教会は、信仰告白(信条)、教会政治、よき生活において一致していないとあるべき教会の姿をとることができないとの主張です。この観点からして、国策による教会合同は全面的な不成功であると、創立宣言の中で明確に主張しました。
 信条とは、聖書に教えられているキリストによる救いをどのように理解し、受入れているかを表明するものです。わたしたちの教会はウェストミンスター信仰基準を教会の信条としています。
 教会政治とは、教会運営の仕組に関することです。カトリックは一人のローマ教皇を頂点とする上意下達の監督制度。教会の中に役員を認めず、全員が同じ立場で合議して運営するのが会衆派制度。牧師という役員も本質的には存在しません。わたしたちは、長老主義制度を取っています。すなわち、教師、長老、執事という役員をたて、教師・長老による会議に責任を委ねて教会を運営する制度です。
 創立宣言によって自己点検することはとても大切です。

2016年4月17日説教

説教タイトル:なぜ、うろたえる
聖書箇所:ルカによる福音書24:36-43

論壇 『日本キリスト改革派教会宣言集』
 『日本キリスト改革派教会宣言集』(1000円)が出版されました。受付に置いてありますからお買い求めください。
 日本キリスト改革派教会は、宗教改革においてローマ・カトリック教会から分離したプロテスタントの一つである改革派教会の伝統に忠実であることを願って1946年4月に創立されました。
 改革派教会の伝統の一つは、聖書にもとづいて信じていることがらを、自らの信仰告白として神と社会に対して積極的に表明することです。この信仰告白を信条といいます。宗教改革時代に、各国・各地方の改革派教会が作成した信条の数は正確に分からないほどたくさんあります。わたしたちの教会は、1640年代に、イギリスにおいてピューリタン革命のさなかに作られた『ウェストミンスター信仰基準』を信条として採用しています。理由は宗教改革時代に作られた改革派信条の中で最も体系的に書かれている信条であるからです。また、本文が英語であり、創立者たちにとって一番有益でなじんでいたからです。
 日本キリスト改革派教会は、創立宣言と呼びならわしている「日本基督改革派教会 宣言」を創立時に作成し、その中で、自分たちのことばで信条を作成することを将来の目標として掲げました。その準備として作られているのが「信仰の宣言」です。
 先に出版された『宣言集』は、信仰の宣言を含めてこれまでわたしたち改革派教会が表明してきた「宣言」を集録し、各宣言の簡潔な解説を付けています。また、基本的な4つの古代信条(吉田隆訳)も付けました。
 来週は日本キリスト改革派教会の創立を記念する礼拝であり、例年のとおり創立宣言を交読します。この機会に、創立宣言と他の宣言を各自で読み返してください。今回の宣言集は従来の新書版サイズを変更し、活字を大きくして読みやすくしました。

2016年4月10日説教

説教タイトル:目が開かれて
聖書箇所:ルカによる福音書24:13-35

今週の論壇はございません。

2016年4月3日説教

説教タイトル:生きているイエス
聖書箇所:ルカによる福音書24:13-35

論壇 矢内昭二先生召天
 すでにご存じのとおり、東京教会初代牧師である矢内昭二先生が3月16日に召されました。
東京教会は、矢内先生を伝道者として東京伝道を行なうという東部中会の決議により、1954年10月17日に設立されました。それまで首都圏の改革派教会は東京恩寵教会と北浦和教会の二つだけでした。以来、先生は、1998年に定年退職するまでの約44年間、東京教会にて伝道と教会形成に力をつくされました。そのあと5年間埼玉県の羽生栄光教会にてお働きになって、国立に転居されました。
 東京教会設立当初は会堂がなく、新教出版社の2階、その後飯田橋の助産婦会館を借りねばならず、1961年に宣教師館を譲り受けるまで苦労しました。
 『東京教会25年史』14頁に、設立15周年を記念した矢内先生の文章が載っています。「一、東京教会はこの十五年間とに角、改革派信仰を理論的にも、実践的にもあくまでも徹底的に掘り下げ、改革派教会の理想を実現することに全力をあげてきました。この路線に沿って今後も変ることなく東京教会は進んでいきます。改革派教会の理想を中途半端でなく徹底的に実現すること。無自覚、無関心でなく、自覚的に追究すること、これが東京教会の姿勢です。・・・三、東京教会は決して理想の教会ではありませんが、しかし、いつも失望しないで、理想を追い求め、調和の取れた教会になろうとして努力しています。ごまかさずに、正直に欠点をみとめ、その欠点をどんなに少しづつでも矯正していこうと努力し続けること、これも東京教会の姿勢です。」
 この姿勢により東京教会の基礎がすえられました。教会設立当初からの会員である中山善郎・温代夫妻、西川重則名誉長老、中山奥行名誉長老はこのことをよくご存じです。矢内先生をとおして主から与えられた宝を大切にしていきたいと願います。