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2016年10月30日説教

説教タイトル:神の子となる資格
聖書箇所:ヨハネによる福音書1:1-13

論壇 ヨハネ福音書の理解
 カトリックのフランシスコ会訳『ヨハネによる福音書』にある内容区分を記します。参考にしてください。また、自分なりの区分を作ってみると内容をよりよく理解することができます。
 ヨハネ福音書は、イエスの行った7回の奇跡を書き、イエスが神の子、メシアであることを示す特別な「しるし」としています。カナの婚礼におけるブドウ酒の奇跡(2:1-)、役人の息子の病気の癒し(4:46-)、足の不自由な者の癒し(5:1-)、五千人給食(6:1-)、湖上歩行(6:16-)、盲人の癒し(9:1-)、ラザロのよみがえり(11:1-)。この「しるし」に注目して読むことも理解を深めます。
序 人間となった「神のみ言葉」についての賛歌 1:1~18
第一部 「しるし」の書 ― イエスの宣教活動の経過、奇跡と教え 1:19~2:50
1. 洗礼者ヨハネの証し、最初の弟子たち、カナでの婚礼と最初の奇跡 1:19~2:12
2. 第1回エルサレム上京、サマリアを経てのガリラヤ帰郷2:13~4:54
3. 第2回エルサレム上京、ガリラヤ巡回 5:1~7:1
4. 第3回エルサレム上京、ペレヤ地方滞在 7:2~10:42
5. ベタニア滞在、最後のエルサレム上京 11:1~12:50
第二部 栄光の書 ― イエスの死と復活 13:1~20:31
1.最後の晩餐 13:1~17:26
2.逮捕、裁判、死と埋葬 18:1~19:42
3.復活と2回の顕現 20:1~29
4.あとがき(1)―本書の目的 20:30~31
エピローグ ― 編集者による追加 21:1~25
1.3度目の顕現 21:1~23
2.あとがき(2) 21:24~25

2016年10月23日説教

説教タイトル:初めにことばがあった
聖書箇所:ヨハネによる福音書1:1-5

論壇 ヨハネ福音書
 本日の礼拝からヨハネ福音書を読んでいきます。新約聖書には四つの福音書がありますが、ヨハネ福音書は他の福音書と大きく違っています。他の三書については、マルコを下敷きにしてマタイとルカが作られたと考えられており、イエスは洗礼者ヨハネから洗礼を受けた後、ガリラヤで福音宣教をはじめてユダヤ地方をめぐってエルサレムに行き、そこで捕らえられて十字架にかかるという大枠において一致しています。これだと宣教活動は長くても1年未満ということになります。
 これに対して、ヨハネにおいては何度かエルサレムに行っており、過越の祭が3回出てくるので、宣教期間は短くても2年半ということになります。イエスはエルサレムを中心にして宣教活動を行っていたように描かれています。宣教期間およそ3年といわれることは、ヨハネにもとづいています。
 よく似ている三書は「共観福音書」と呼ばれますが、ヨハネは「第四福音書」といわれています。
 また、ヨハネ福音書は「初めに言があった」という印象深い書き方ではじまりますが、イエスは、命、光、道、真理であることを強調する独特の書き方もされています。
 十字架を直前にしたイエスの説教と祈りが13章から17章まで続いていることも、ヨハネ福音書の特色です。十字架の場面においては、母マリアを愛する弟子に委ねたり、死に際して脇腹から水と血が流れ出るなど他の福音書とはまったく違うイエスの姿が記されています。
 ペトロは逮捕されたイエスを三度否定しました。そのペトロにイエスが現れて直接信仰を立ち直らせるということもヨハネ福音書だけが書いています。
 以上のように、ヨハネ福音書は他の福音書とはさまざまな点で違いがあります。わかりやすいが理解するのが難しいともいわれており、読み返すごとに味わいの出てくる福音書です。

2016年10月16日説教

説教タイトル:天国の鍵
聖書箇所:マタイによる福音書16:13-20

今週の論壇はございません。

2016年10月9日説教

説教タイトル:恵みの源である神
聖書箇所:ペトロの手紙Ⅰ5:8-14

論壇 創立記念を前にして
 来週は東京教会創立記念礼拝を行います。東京教会は1954年10月17日に東部中会により東京伝道を行うために建てられた教会です。東京教会が所属する日本キリスト改革派教会は、戦後の1946年4月に創立された教派です。歴史をさかのぼると、明治維新前に、横浜に上陸した改革派・長老派の宣教師による日本宣教に源流があるといえます。明治学院やフェリス女学院は、この宣教師たちによって作られた学校です。それゆえ、明治学院のホームページには「改革派教会」という言葉が出てきます。
 横浜に上陸した改革・長老系に宣教師との関係から日本基督教会が生まれました。改革派教会を創立した松尾武、常葉隆興、岡田稔、春名寿章たちは、日本基督教会に所属していた教師でした。
 この教会を旧日基を一般に呼んでいますが、この旧日基は今は存在しません。旧日基は、1941年(昭和16年)に戦時国策により諸教派の合同が行われて作られた日本基督教団に入れられました。
 戦中からこの日本基督教団による教派合同を道によらないと批判していた上記4名の教師が中心となり、終戦後に教団を飛び出して誕生したのが日本キリスト改革派教会です。その後1951年に、新日基と呼ばれている日本キリスト教会が作られました。それゆえ、旧日基の伝統は、改革派教会、教団、新日基に分かれています。
 日本キリスト改革派教会の創立の精神は創立宣言によく表れています。16世紀の宗教改革にさかのぼる、聖書を神の言葉と信じる改革派教会、特にジャン・カルヴァンに代表される歴史的な改革派教会の伝統に忠実であろうとして作られたのが日本キリスト改革派教会です。
 来年は宗教改革500年に当たります。よい機会ですから、宗教改革、改革派教会、ジャン・カルヴァンなど主なテーマについて学んでみてはいかがでしょうか。

2016年10月2日説教

説教タイトル:神の力強い御手の中で
聖書箇所:ペトロの手紙Ⅰ5:5-11

今週の論壇はございません。